コラム– category –
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【手縫い】の手帳はどのように作られるのか
秀革堂では手縫いの手帳を色々作っています。ハンドメイドと呼ばれる革製品は色々ありますが手縫いしているものは少ないと思います。手帳ならではの特徴、工夫、考え方もあります。先日完成した手帳の製作過程を追いながら手縫いならではの作り方や考えな... -
【バイブルサイズ】手作業で作る革の手帳
前回の製作から時間が経っているので設計を見直して型紙を刷新したバイブルサイズの製作です。ミニ6で好評だった可動式ペンホルダーも搭載し、スクラッチレザーとシュリンクレザーの異なる革の質感を楽しめる作品になりました。製作過程を記録したので詳し... -
【ミニ6】手縫いで作る革のリフィルとはどんなものか
革製の手帳に合うカッコイイ革のリフィルがあってもいいのではないかと思い、製作したのはカード類の収納に向いたミニ6サイズのレザーポケットです。プロテクターのような硬さと革製品ならではの重厚感、高級感を目指しました。 キズや汚れを気にせず、使... -
【ミニ6】手帳はリング径を変えるだけでいいのでしょうか
ミニ6の新バージョンとして13㎜リング仕様を製作しました。バインダー金具の交換のみで対応しようと思うと色々と不都合が出てきます。どちらの径にも対応する曖昧なサイズで作る方法もありますが不格好になりがちです。20㎜リングと13㎜リングの金具の違い... -
【アリゾナ】バケッタ製法による美しいシボの経年変化
秀革堂で定番にしている革にアリゾナがあります。 他の作家さんがアリゾナのオレンジ色で作ったものをブログにアップしていて、良い色だなぁと思ったのがきっかけです。鮮やかだけど派手過ぎない茶色に近いオレンジ色だと思います。 自分はリスシオよりシ... -
【ミニ6】革の手帳を手作りする
秋は手帳の製作が多いです。年末に向けて需要が高まる時期ですね。可動式ペンホルダーを搭載したミニ6システム手帳を紹介します。スクラッチレザーを使い新品にしてビンテージのような風格のオールレザーノートブックです。 【今回のミニ6の仕様】 表側に... -
【ミニ6】手帳のペンホルダーは可動式が良いと思う
以前から作ってみたいと思っていた可動式ペンホルダー。オーダー以外の市販の手帳には必須ではないかと考えています。よく見る可動式ペンホルダーは素材が柔らかく使いにくいのではないかと思いコシのあるしっかりした作りのペンホルダーを目指しました。 ... -
【ミニ6】革の手帳を設計、製作する
秀革堂のシステム手帳にミニ6が仲間入りします。自分はバイブルサイズしか使ったことがなかったのですが世間的には気軽に使えることからバイブルサイズ以上に需要があるような気がします。初製作時のサイズ決めや考えた事などをお話します。 【今回のミニ6... -
鞄を選ぶとき底鋲まで気にする人はいないと思いますが
鞄に特有のパーツで底鋲というものがあります。鞄の底革が直接地面に触れないようにする金属製の鋲で、稀に革で作ることもあります。小さいトートや柔らかい袋ものにはありませんが、大きくしっかりした鞄には大抵備わっています。底鋲まで気にして鞄を選... -
【テンペスティーマイネ】良質なイタリア産タンニン鞣し革
秀革堂でタンニンなめしの定番として使う革のひとつにテンペスティー(TEMPESTI)社のマイネ(MAINE)があります。 この革を初めて見た時はテンションが上がりました。タンニンなめしの革なのに鮮やかなパステルカラーがあり、54色もラインナップされてい...
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